Peace Festaは、LLP(有限責任事業組合)として登記します。
事業として、
NPOやNGOなどの市民活動団体の活性化と、
企業のCSR活性化、
およびその仲介をして、新しい革新的な社会貢献サービスの創造をお手伝いすることです。
そこで、CSRというものはそもそも何なのか。ということに対して少し考えてみようと思います。
非常に難しい問題です。
僕がまだ学生だったころ、ある経営者にこう言われたことがありました。
【CSRって、その企業の罪滅ぼしのためにやっているようで、あまり好きになれないんだよなぁ。
一方で環境破壊して、一方では寄付とかボランティアして、みたいな。】
実際に社会に出て、CSRにかかわるようになって、
それをひしひしと肌で感じるようになりました。
企業が生き延びるための、戦略としてのCSRなのか、
本当に世の中を良くしようとするためのCSRなのか。
企業のCSR担当者の方も、いろいろと迷いながら展開されているところが多いように感じます。
社会貢献活動を行ったり、
グローバル企業が地域社会と積極的に関わったり、
それはとても結構です。素晴らしい活動です。
ただ、その一方で社会に対してどのような影響を与えているか、の実態が薄れて、CSRが隠れミノ的なものになってしまったら、
それは本末転倒です。
先日、独立行政法人国立環境研究所が出した研究結果によると、
このまま経済活動を続けていった場合、
2037年には南極の氷が完全になくなるらいしです。
これは、IPCCが2007年に出した研究結果より、はるかに早い結果になっています。
さらに、
全世界で新たな対策を取らずに温室ガス排出を続け、
1990年からの気温上昇幅が今世紀末で3.3度に達した場合、
洪水による浸水被害コストは最大で年間8.7兆円に達する。
一方で、温室ガス排出を減らし、気温上昇幅を1.6度で安定させた場合の浸水被害は6.4兆円となる。
(同じく国立環境研究所のデータより)
努力した場合でも、甚大な被害がもう予測されています。
つまり、努力してももう遅いよ、という意味を含んでいるような記事です。
CSRは環境問題だけではもちろんありませんが、
もう、本当に本質を見極める時代が来ているのではないでしょうか。
温室効果ガスを○○%削減したら失業率が増えちゃう! みたいな議論を国はやっているようですが、
何を優先すべきかをまず考えるべきです。
持続可能な社会形成のためには、何をしなければならないのか、
何が求められているのか。
温室効果ガスは削減しなければならない。
その過程で、もちろん淘汰されていく企業はあるでしょう。
しかし、それは将来の社会が選択した結果です。
企業は既存の事業に固執するのではなく、
今後の社会を考えたときに何が求められるのか、
何が不要で何が本質的なものなのか、を
しっかり考えて、大胆な決断をしていかなければならない、と思います。
そして、その根底には、
しっかりした意志と知識を持った消費者の存在が不可欠です。
もっとしっかり危機意識を持たなければならない。
僕的には、GDPなんてぶっちゃけどうでもいいです。
あんな数字、本当に豊かなのかがそもそも怪しい。
GDPが下がっても、しっかり生きていける、自給自足のような生活スタイルが
今後はあっても、それは素晴らしいと思います。

